「加熱が終わらない」「変な表示が出た」「煙が出た気がする」——
そのとき、あなたはどうしますか?
すぐに修理に出してしまう前に、ちょっと待ってください。
じつは、故障に見えて故障じゃない症状が、オーブンレンジにはたくさんあります。
取扱説明書を読み込んで分かった「これは仕様です」という話と、「これは本当に修理が必要」という話を、正直にお伝えします。
いつもありがとうございます!!
家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。
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まず確認!「それ、故障じゃないかもしれません」
① 加熱が終わってもファンが回り続けている
→ 仕様です。故障ではありません。
ES-GX26 は加熱終了後、本体内部を冷やすために最大約30分間、
ファンが回り続けます。
表示部には「0」が表示されます。
これは庫内の熱を逃がすための正常な動作です。
「壊れた?」と思ってプラグをすぐに抜く方が多いのですが、冷却中に電源を切ると熱がこもってしまい、かえって故障の原因になります。
ファンが止まるまで待ちましょう。
② 電源を入れていないのに、ドアを開けると画面が点く
→ 仕様です。故障ではありません。
ドアを開閉すると自動的に電源が入り、庫内灯(LED)が点灯します。
これは使いやすさのための設計です。
③ 「高温」という表示が出た
→ 正常な安全機能です。
庫内温度が高いときに「高温」と表示されます。続けて調理したいときは、庫内が冷めるまで待てばOKです。あたため・解凍・発酵などのメニューは特に庫内が熱いと動作しない場合があります。
④ デモ画面のような表示が出て調理できない
→ 「デモモード(店頭展示用)」がオンになっています。
電源投入直後に特定の操作をすると、デモモードに切りかわることがあります。この状態では調理できません。取扱説明書の解除操作(P.136記載)で元に戻せます。
⑤ 角皿にわずかなゆがみや反りがある
→ 製品の仕様です。品質上の問題はありません。
角皿はセラミック製で、陶器と同じように焼き上げて作られています。わずかなゆがみや反り、表面のざらつきは製法上発生するもので、品質上の問題はありません。
⑥ 加熱中に庫内で「パチパチ」「バチッ」と音がする
→ 内容物や容器によります。一部は危険なサインです。
- 金属容器・アルミホイルを使っている → 今すぐ止めてください。 火花が散り、庫内を傷め、最悪の場合発火します
- 食品の水分が蒸発する音 → 正常範囲のことが多い
- 庫内の汚れが焦げる音 → お手入れが必要なサイン
金属系は絶対に使わないこと。これは原則です。
⑦ 表示部を布で拭くと白い線が出た
→ 静電気による現象です。しばらくすると元に戻ります。
故障ではなく、表示部の特性によるものです。
よくあるエラーコード一覧
取扱説明書に記載されているエラー表示をまとめました。
| 表示 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| 高温 | 庫内温度が高い | 庫内が冷めるまで待つ |
| 0(ファン運転中) | 冷却中 | ファンが止まるまで待つ(プラグを抜かない) |
| デモ表示 | 店頭展示モード | 取扱説明書P.136の操作で解除 |
| 点滅するマイメニュー番号 | そのNoにメニューが未登録 | P.23を参照してメニューを登録 |
口コミからみえる「よく起きる症状」と原因
ユーザーの声として多く聞かれる症状を、製品原理から考えてみました。
① 「自動あたためで仕上がりがバラつく」
原因は主に2つです。赤外線センサーの汚れか、庫内がまだ冷めていない状態での連続使用です。センサーは庫内右壁についており、汚れると食品の温度を正確に読み取れなくなります。
使用後の拭き取りが欠かせません。
また、続けて自動あたためをする際は庫内が十分に冷めてから使ってください。
② 「ご飯があたたまりムラになる」
レンジ調理(電波)の特性上、食品の端と中央で加熱量が変わることがあります。
付属の角皿を「うきレジ」以外の場面でレンジに使うと、角皿の影響で加熱ムラが起きます。レンジ調理では角皿は外すが正解です。
③ 「揚げ物がサクサクにならない」
「揚げ物サクレジ」ボタンではなく、通常の「あたため」で加熱している可能性があります。サクレジは専用ボタンを押してから使う機能です。
また、食品を庫内中央に置けているかも確認を。
④ 「焦げくさいにおいがする」
庫内の油汚れや食品カスが残ったまま加熱していることが最も多い原因です。
ただし、焦げくさいにおいが続く場合や、煙が出た場合は使用を中止してプラグを抜き、販売店に相談してください。
自分で改善できること・できないことの見極め方
✅ 自分で改善できること
- 庫内の汚れを拭き取る
- 排気口・吸気口のふさぎを解消する
- 設置場所を見直す(離隔距離の確保)
- デモモードの解除
- 赤外線センサー周辺の汚れを柔らかい布で拭く
❌ 自分での修理は危険・NG
オーブンレンジは内部に高圧電気が流れています。
特にマグネトロンは、電源を切った後も高圧が残っていることがあり、分解すると感電・死亡事故につながります。
絶対に自分で分解しないでください。
取扱説明書にも明記されています。
「技術のあるサービスマン以外の人は分解・修理をしない」。
これは厳守です。
以下の症状が出たら、すぐに使用を止めてプラグを抜き、販売店またはメーカーへ連絡してください。
- コードやプラグが異常に熱くなる
- ビリビリと電気を感じる
- 焦げくさいにおいや火花(スパーク)
- スタートしても加熱が始まらない
- ドアに著しいガタや変形
部品・付属品の購入について
消耗したり紛失した付属品は、別途購入できます。
| 部品名 | 材質 | 備考 |
|---|---|---|
| 角皿 | セラミック製(レール部は樹脂製) | 衝撃に注意。落下・ぶつけで割れることあり |
| ボウル | 耐熱ガラス製 | 耐熱温度差120℃。急冷・衝撃に注意 |
購入先:「ZOJIRUSHIオーナーサービス」に製品登録済みの場合は特別価格で購入可能です。 → https://www.zojirushi-support.jp/
または、象印のお客様ご相談窓口に電話でも対応してもらえます。
「そろそろ買い替え?」の判断基準
製品寿命の目安は購入から5〜6年です(補修用性能部品の保有期間が目安)。
以下のサインが出てきたら、買い替えを検討するタイミングです。
- 修理費用が本体価格の半額以上になりそうなとき
- 加熱ムラがひどく、センサー清掃でも改善しない
- ヒーターの焼けムラが明らかに出てきた
- 購入から6年を超えていて部品が手配できない
「まだ動くから使い続ける」という判断は、火災リスクの観点から危険なこともあります。特に10年以上使い続けているオーブンレンジは、一度メーカーへ点検を依頼することをおすすめします。
後継機種・類似製品の紹介
象印の同シリーズ・関連モデル
ES-GX26 は「EVERINO(エブリノ)」ブランドのラインアップです。
象印のオーブンレンジは現在このシリーズに集約されており、同等スペックの後継機が随時発売されています。最新モデルは象印公式サイトで確認するのが確実です。
比較検討するなら
26L クラスのオーブンレンジを選ぶなら、以下の点を比較すると迷いにくいです。
- センサーの種類:赤外線センサーか、スチームセンサーか
- 自動メニューの数:多いほど手間が省けるが、使い切れるかは別問題
- 付属品の充実度:角皿・ボウルのセット内容
- 部品保有期間:購入前にメーカーへ確認しておくと安心
まとめ
「壊れた?」と焦る前に、まず症状をこの記事と照らし合わせてみてください。
正常な動作 → ファンが回り続ける、「高温」表示、開閉で自動点灯 自分で解決できる
→ 汚れ、設置環境、デモモード 修理・相談が必要
→ 火花・異臭・プラグの異常発熱・感電感覚
オーブンレンジは電子レンジの中でも特に高電圧を扱う家電です。
「なんかおかしいな」と感じたら、迷わず専門家に相談する。
それが自分と家族を守る、最善の判断です。
以上
快適な生活のために、家電に愛を!
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

