「あれ、動かない…壊れた?」
ちょっと待ってください。修理に出す前に、この記事を読んでみてください。
実は、シェーバーの「故障かな?」と思う症状の約9割は、故障ではありません。
ちょっとした使い方の問題や、簡単なお手入れで解決できることがほとんどなんです。修理に出すと数千円かかるものが、5分の作業で直ることも珍しくありません。
今回は、日立RMH-F470Bでよくある「困った!」を、原理から解決方法まで、
わかりやすくお伝えしていきます。
いつもありがとうございます!!
家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。
アクセスいただき、ありがとうございます。
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「動かない」の原因、実は3つしかない
スイッチを押しても動かない。
一番焦る瞬間ですよね。
でも、落ち着いてください。
原因は以下の3つのどれかです:
1. スイッチロックがかかっている
症状:スイッチを押しても全く反応しない。音もしない。
原因:スイッチロックランプが点滅していませんか?
RMH-F470Bには、誤作動防止のためのスイッチロック機能があります。スイッチを3秒以上長押しすると、自動的にロックがかかるんです。カバンの中で勝手にスイッチが入らないようにする便利な機能なんですが、知らないとパニックになりますよね。
解決方法:スイッチを3秒以上長押しして、ロックを解除してください。これだけです。
2. 充電切れ
症状:スイッチを押しても動かない。または、動いてもすぐ止まる。
原因:充電催促ランプ(白色)が点滅していた記憶はありませんか?
充電残量が20%以下になると、このランプが点滅して教えてくれます。完全に充電が切れると、当然動きません。
解決方法:5時間充電してください。ただし、スイッチが「ON」になっていると充電されないので、必ず「OFF」にしてから充電してください。
3. 電池が完全放電している(交流式で使う場合)
症状:電源アダプターをつないでも動かない。
原因:長期間使わなかったり、完全に充電が切れた状態だと、すぐには起動しません。
なぜかというと、ニッケル水素電池は完全放電状態から復帰するのに時間がかかるからです。化学反応が停止しているので、再び活性化させる必要があるんですね。
解決方法:スイッチを「OFF」にして、約1分間充電してから使用してください。焦らず待つことが大切です。
「切れ味が悪い」の真犯人は、意外なところに
毎日使っていると、だんだん剃りにくくなってくる。
これ、実は故障じゃないことがほとんどです。
犯人1:油切れ
なぜ油切れで切れ味が落ちるのか?
刃は金属です。金属同士が高速で摩擦すると、摩耗が進みます。
さらに、摩擦熱が発生します。
油がないと、この摩擦が増大し、刃の動きが鈍くなるんです。
想像してみてください。油を差していない自転車のチェーンを漕ぐ感じです。
重くて、ギシギシ音がして、すぐ壊れそうですよね。刃も同じなんです。
解決方法:
- スイッチを「ON」にする
- 付属のシェーバーオイルを、外刃とキワゾリ刃に注油
- 2〜3秒後にスイッチを「OFF」
- ティッシュで表面を拭き取る
これだけで、驚くほど切れ味が復活します。
犯人2:毛くずの詰まり
症状:スイッチを「ON」にしたとき、毛くずが飛び散る。内刃の動きが弱い。
原因:刃の内側に大量の毛くずがたまっています。
毛くずがたまると、刃の動きを妨げます。モーターに負荷がかかり、振動が弱くなります。さらに、毛くずが刃と肌の間に入り込み、剃れなくなるんです。
解決方法:
- 外刃ホルダーをはずす(左右両側の取外しボタンを同時に押す)
- 掃除用ブラシで毛くずを掃除
- 外刃、内刃を水洗い
- 完全に乾燥させる
- シェーバーオイルを注油
- 外刃ホルダーを取りつける
重要:外刃の網刃には、掃除用ブラシを当てないでください。網刃は非常に薄く、ブラシの圧力で簡単に破損します。網刃は水洗いのみです。
犯人3:外刃ホルダーの取り付け不良
症状:剃れない。内刃の動きが弱い。
原因:外刃ホルダーが正しく取りつけられていないと、外刃と内刃の位置関係がズレます。
RMH-F470Bの4枚刃構造は、外刃と内刃が正確な位置関係にあることで、初めて性能を発揮します。わずかなズレでも、剃れなくなるんです。
解決方法:
- 外刃ホルダーをはずす
- 外刃ホルダーの前後を確認(外刃ホルダー上部に凹があります。トリマー刃が正面側)
- 両側の取外しボタン部から片側づつ「カチッ」と音がするまで押し込む
「カチッ」という音が、正しく取りつけられた証拠です。
「充電できない」は、実はこんな理由
スイッチが「ON」になっている
これ、本当に多いんです。
充電表示ランプが点灯しない、充電されない。
でも、よく見るとスイッチが「ON」になっている。
スイッチが「ON」の状態では、充電されません。これは設計上の仕様です。
解決方法:スイッチを「OFF」にしてから充電してください。
蓄電池が放電している
症状:充電表示ランプが点灯しない。
原因:蓄電池が完全に放電していると、充電開始時に充電表示ランプが点灯しない場合があります。
なぜかというと、ランプを点灯させるための最低限の電力すらない状態だからです。でも、充電を続けると、徐々に電力が回復し、ランプが点灯します。
解決方法:そのまま充電を続けてください。しばらくすると充電表示ランプが点灯し、蓄電池への充電が開始されます。焦らず待つことが大切です。
「臭いが強い」「刃面が熱い」は危険信号
臭いが強くなった
原因:毛くずと皮脂が混ざり、酸化しています。
毎日使っていると、微細な皮脂が刃に付着します。これに毛くずが混ざると、雑菌が繁殖し、臭いを発するんです。
解決方法:
- 水洗いする
- 台所用洗剤(中性)を少量つける
- スイッチを「ON」にして約20秒間、刃面全体を泡立てる
- もう一度水洗いする
それでも臭いが取れない場合:
- 外刃、内刃をはずす
- 台所用洗剤(中性)を少量入れた水またはぬるま湯に8時間つける
- 水洗いする
- 完全に乾燥させる
- シェーバーオイルを注油
注意:浴室・トイレ用洗剤は使用しないでください。成分が異なり、機器の故障につながります。
刃面が熱い
原因:油切れです。
油がないと、摩擦熱が発生します。金属同士の摩擦は、想像以上に熱を生みます。放置すると、刃の変形や早期破損につながるんです。
解決方法:すぐにシェーバーオイルを注油してください。定期的な注油(水洗い後は毎回、ブラシ掃除の場合は週に一度)を心がけてください。
口コミから見る、よく発生する不具合ベスト3
実際のユーザーの声を分析すると、以下の3つが多く見られます:
1位:使用回数が少なくなった
原因:電池の劣化、または油切れと毛くず詰まりの複合。
ニッケル水素電池は、充電と放電を繰り返すうちに劣化します。これは避けられない現象です。ただし、取扱説明書に従って使用しても使用回数が極端に少なくなった場合は、電池の寿命です。
見分け方:
- 購入から3年以上経過している → 電池寿命の可能性が高い
- 購入から1年未満 → 油切れ・毛くず詰まりの可能性が高い
解決方法:
- 油切れ・毛くず詰まりの場合 → 掃除と注油
- 電池寿命の場合 → お買い上げの販売店または「お客様ご相談窓口」(0120-3121-68)に相談
2位:外刃が破れた
原因:使用年数による摩耗、または強く押しつけた。
外刃は消耗品です。1日1回3分間使用して、正しい使い方とお手入れをしても、約1年半で交換が必要です。
なぜ破れるのか?金属は摩擦で少しずつ薄くなります。薄くなった部分に圧力がかかると、破れるんです。
予防方法:
- 肌に強く押しつけない(特に唇など)
- 外刃全体を肌に軽く当てる
- 外刃の一部だけで剃らない
- 使用中に指や爪を外刃に当てない
- ご使用前に外刃の破れや変形がないか確認する
交換方法: 替刃K-NS1を購入し、取扱説明書P.20の手順に従って交換してください。交換後は必ずシェーバーオイルを注油してください。
3位:キワゾリ刃が収納できない
症状:キワゾリ刃を押し下げても、収納されない。
原因:キワゾリつまみの上方に指をかけたまま押し下げた。または、レバーがはずれている。
解決方法:無理に押し込まないでください。キワゾリつまみを上下に1〜2回操作すると、元に戻ります。力任せに押し込むと、レバーが完全に破損する可能性があります。
エラーコードはありません
RMH-F470Bには、エラーコードの表示機能はありません。
ただし、以下のランプで状態を知らせてくれます:
- 充電表示ランプ(赤色):充電中は点灯、充電完了後は消灯
- 充電催促ランプ(白色):充電残量が20%以下で点滅
- スイッチロックランプ:スイッチロック中に点滅
これらのランプの状態を見れば、シェーバーの状態がわかります。
自分で修理できるか?答えは「NO」
結論から言うと、自分で修理するのはおすすめしません。
理由は3つです:
- 感電の危険:内部には電気部品があり、誤った分解は感電の危険があります。
- 保証対象外:自分で分解・修理すると、保証が受けられなくなります。
- 部品の入手困難:内部部品は一般販売されていません。
ただし、以下は自分でできます:
- 外刃・内刃の交換(消耗品)
- 掃除とオイル注油
- 蓄電池の取りはずし(廃棄時のみ)
それ以外の修理は、販売店または日立の修理窓口に依頼してください。
付属品・交換部品の紹介
付属品(購入時に同梱)
- 電源アダプター
- 掃除用ブラシ
- シェーバーオイル
- シェーバーケース
- キャップ
交換部品(別売り)
- 外刃(K-NS1):交換目安 約1年半
- 内刃(K-NU1):交換目安 約3年(2個同時に交換)
- シェーバーオイル(RMH-F470B-012)
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購入方法:
- 商品お買い上げの販売店
- お近くの日立の家電品取扱店(お取り寄せ)
- 日立パーツショップ:https://store.kadenfan.hitachi.co.jp/store/pages/parts.aspx
内刃は必ず2個同時に交換
なぜかというと、片方だけ交換すると、新旧の刃で摩耗度が異なり、振動のバランスが崩れるからです。結果、剃り心地が悪くなったり、異音が発生したりします。
寿命と替え時、見極める5つのサイン
以下の症状が出たら、寿命または買い替えを検討してください:
1. 充電しても使用回数が極端に少ない(電池寿命)
取扱説明書に従って使用しても、1回の充電で2〜3日しか使えない。これは電池の寿命です。
2. 電源コードが異常に熱くなる
通常の発熱ではなく、触れないほど熱い。これは内部ショートの可能性があり、火災の危険があります。すぐに使用を中止してください。
3. 電源コードに傷がついて、触れると通電したりしなかったりする
配線の断線です。感電の危険があります。
4. 外刃・内刃を交換しても切れ味が戻らない
モーターや振動子の劣化が考えられます。
5. 異臭・異音・異常な発熱がある
内部部品の故障です。
これらの症状が出たら、無理に使い続けず、販売店に点検・修理を相談してください。修理費用と新品購入を比較して、判断するのが賢明です。
後継機種・類似製品の紹介
注意:製品情報は変更される可能性があるため、購入前に日立の公式サイト(https://kadenfan.hitachi.co.jp/)
日立の最新シェーバー
日立は定期的に新モデルを発表しています。
RMH-F470Bの後継機種や、より上位モデルがリリースされている可能性があります。
確認方法:
- 日立公式サイトのシェーバーページにアクセス
- 「往復式シェーバー」のカテゴリーを確認
- 発売時期と型番を比較
選ぶポイント
- 刃の枚数:4枚刃、5枚刃、6枚刃など。枚数が多いほど、深剃りできる傾向がありますが、お手入れも複雑になります。
- 防水性能:泡剃り対応か、本体丸洗い可能か
- 充電時間と使用可能日数:急速充電モデルもあります
- 付加機能:自動洗浄機能、LEDディスプレイなど
類似製品(他メーカー)
パナソニック、ブラウン、フィリップスなども往復式シェーバーを展開しています。ただし、刃の構造や替刃の入手しやすさ、価格帯が異なるため、よく比較検討してください。
重要:日立製品の替刃は、日立のシェーバーにしか使えません。メーカーを変える場合は、替刃の価格と入手方法も確認しておきましょう。
まとめ:不具合の9割は「知識」で防げる
今日お伝えしたことを振り返ると:
- 「動かない」の大半は、スイッチロックか充電切れ
- 「切れ味が悪い」の真犯人は、油切れと毛くず詰まり
- 定期的な掃除と注油が、すべてのトラブルを予防する
- 自己修理はせず、専門家に任せる
- 消耗品の交換タイミングを守る
これらを理解しているだけで、無駄な修理費用を支払わずに済みます。
シェーバーは毎日使うものです。
少しの知識と、ちょっとした手間で、長く快適に使い続けられます。
「故障かな?」と思ったら、まずはこの記事を見返してください。
きっと、解決のヒントが見つかるはずです。
あなたのシェーバーライフが、もっと快適になることを心から願っています。
以上
快適な生活のために、家電に愛を!
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

