今日は象印のスチーム式加湿器 EE-DF50について、不具合の誤解についてお話しします。
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家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。
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「うちの加湿器、なんか変な音がする…」
「水に膜みたいなのが浮いてる…壊れた?」って、
修理に出そうとしていませんか?
ちょっと待ってください。
それ、実は故障じゃないかもしれませんよ。
まず知っておきたい「これ、実は正常です」という現象
内容器に乳白色のザラザラしたものがつく
水道水に含まれるミネラル分が結晶化したものです。
内容器が腐食しているわけではありません。
これは水質によって起こる自然な現象なんですね。
湯の中で膜状のものが浮遊している
これも水の成分によるもので、フッ素被膜が剥がれているわけではありません。
安心してください。
内容器にさび状の斑点がつく
水の鉄分によるもので、内容器本体のサビではありません。
運転中に「ゴー」という音がする
スチーム式加湿器の宿命です。
水を沸騰させるときに水中で発生した泡がはじけるときの音なんです。
これが正常な動作音なので、故障ではありません。
上ぶたから「ボコボコ」と水がはねるような音
これも沸騰による正常な音です。お鍋でお湯を沸かすときと同じ原理ですね。
この製品の最大の魅力:沸騰させるから清潔
EE-DF50の最大の特徴は「スチーム式」であることです。
水を約100℃まで加熱して蒸気を出すため、雑菌が繁殖しにくいんです。
超音波式や気化式と違って、水を高温で沸騰させてから蒸気にするので、
衛生的な加湿ができます。
小さなお子さんがいるご家庭や、清潔さを重視される方には特におすすめなんですね。
4.0Lの大容量タンクで、強モードでも約8時間の連続運転が可能です。
寝ている間ずっと加湿してくれるので、
朝起きたときの喉のイガイガが軽減されますよ。
適用床面積は木造和室なら8畳、プレハブ洋室なら13畳まで対応しています。
安全機能も充実
- 転倒時自動オフ機能:万が一倒れても自動で停止
- チャイルドロック:お子さんのいたずら防止
- マグネットプラグ:コードに足を引っかけても本体が倒れにくい
製品を長持ちさせる最重要ポイント
1. 定期的なクエン酸洗浄が命
これが一番大事です。1〜2カ月に1回のクエン酸洗浄を必ず実施してください。
なぜかというと、水道水に含まれるミネラル分が内容器に付着すると、熱効率が悪くなって加熱に時間がかかります。すると、ヒーターに余計な負荷がかかって故障の原因になるんです。
クエン酸洗浄をすることで、この水アカを除去できます。
これをサボると「ゴー」という音が大きくなったり、
蒸気がにおったりする原因になります。
2. 内ぶたパッキンの交換を忘れずに
内ぶたパッキンは消耗品です。1年を目安に確認してください。
パッキンが白く変色したら必ず交換してください。これは絶対です。
なぜなら、パッキンが劣化すると上ぶたと本体の間から蒸気が漏れたり、
傾けたときに熱湯が流れ出てやけどの危険があるからです。
パッキンの外し方(詳細手順)
- 上ぶたを本体から外す
- 上ぶた開閉つまみのくぼみを押してつまみを起こす
- 上ぶたロックレバーを矢印方向に押したまま、ロックを解除
- 上ぶた開閉つまみを引き上げる
- 内ぶたを上ぶたから取り外す
- 内ぶたを固定している3本のネジをプラスドライバーで外す
- このネジは絶対になくさないように保管してください
- パッキンを取り外す
- 内ぶたの外周に取り付けられている内ぶたパッキンを手で引っ張って外す
- 溝に沿って丁寧に剥がしていきます
パッキンの取り付け方(詳細手順)
- 新しいパッキンの準備
- 新品の内ぶたパッキン(部品番号:BM264001M-00)を用意
- 濡れた柔らかいスポンジで軽く拭いてから取り付けます
- パッキンを内ぶたに装着
- 内ぶたの外周の溝に、パッキンを一周ぐるりと押し込んでいく
- 波打ったりせず、平らに収まるように確実に装着してください
- 浮いている箇所がないか全周を確認
- 内ぶたを上ぶたに固定
- 上ぶたのピンと内ぶたの穴の位置を合わせる
- 3本のネジで確実に締め付ける(対角線上に均等に締めていくのがコツ)
- 最終確認
- パッキンが均等に装着されているか再確認
- ネジの締め忘れがないか確認
重要な注意点:
- 上ぶたの樹脂部品が変色していないかも同時に確認してください
- 変色している場合は部品交換(有料)が必要です
- パッキン交換後も蒸気漏れがある場合は、他の部品も劣化している可能性があるため、お客様相談窓口へ連絡してください
3. 水道水以外は絶対に入れない
アロマオイル、芳香剤、除菌剤、ミネラルウォーター、井戸水、温泉水など、水道水以外のものを入れると故障の原因になります。
これらを入れると、内部の樹脂やパッキンが変質したり、センサーが誤作動したりするんです。
修理は有料になってしまいますから、絶対に水道水だけを使ってください。
4. 使用後は必ず残り湯を捨てる
使い終わったら毎回、内容器の残り湯を捨ててください。
水を入れっぱなしにすると、雑菌が繁殖したり、
水アカが付着しやすくなったりします。
また、長期間使わないときは、完全に乾燥させてから保管することが大切です。
お手入れに必要な道具
必須アイテム
- ピカポット(象印純正クエン酸洗浄剤)
- 柔らかいスポンジ
- 内容器はフッ素加工されているので、研磨剤入りやナイロンたわしは厳禁
- 傷をつけると水アカが付着しやすくなります
- 柔らかい布
- 本体外側や上ぶたを拭く用
- 化学ぞうきんは表面を傷める可能性があるため注意
使ってはいけないもの
こんなときは有償修理になります
保証期間内でも、以下の場合は有料修理になりますので注意してください。
- 使用上の誤りや不当な修理・改造による故障
- 水道水以外を入れた
- 自分で分解した
- アロマオイルなどを入れて故障した
- お買い上げ後の輸送・移動・落下などによる故障
- 消耗品の交換
- 内ぶたパッキン(1年目安)
- 電源コード(破損時)
- 天災地変、異常電圧による故障
- 保証書の提示がない、記入がない場合
気になる電気代
この製品の消費電力と電気代を計算してみましょう。
消費電力
- 最大消費電力:985W(湯沸かし時)
- 加湿時最大消費電力:410W
電気代の計算(電気料金単価27円/kWhで計算)
強モードで8時間運転した場合
- 湯沸かし時間:約40分=0.67時間
- 湯沸かし時:985W × 0.67時間 ÷ 1000 × 27円 ≒ 17.8円
- 加湿時:410W × 7.33時間 ÷ 1000 × 27円 ≒ 81.1円
- 合計:約99円/8時間
中モードで16時間運転した場合 1日あたり約150〜180円程度が目安になります。
節電のコツ
- 自動モードを活用する :湿度を感知して自動でヒーターをON/OFFするので、連続モードより省エネです。
- 湯沸かし音セーブモードを使う :湯沸かし時の消費電力を抑えられます。ただし、加湿開始まで約10分長くなります。
- 部屋の湿度が適切になったら電源を切る :過加湿は結露の原因にもなります。
こんな方に特におすすめ
清潔志向の方
沸騰させて蒸気を出すため、超音波式や気化式より衛生的です。
小さなお子さんがいるご家庭
チャイルドロック機能があり、転倒時自動オフ機能も付いています。
ただし、蒸気は約65℃なので、お子さんが触らないよう注意は必要です。
広めの部屋で使いたい方
プレハブ洋室で13畳まで対応しています。
夜間の加湿をしたい方
4.0Lタンクで最大32時間(弱モード)の連続運転が可能です。
お手入れをしっかりできる方
定期的なクエン酸洗浄が必要なので、メンテナンスをマメにできる方向きです。
逆に向かない方
メンテナンスが面倒な方
1〜2カ月に1回のクエン酸洗浄は必須です。これができないと故障リスクが高まります。
電気代を極力抑えたい方
沸騰させるため、気化式などに比べると電気代は高めです。
寝室で静音性を最重視する方
沸騰音がどうしても出ます。湯沸かし音セーブモードでも完全な無音にはなりません。
まとめ:正しく使えば長持ちする優秀な加湿器
象印 EE-DF50は、清潔な加湿ができる優秀なスチーム式加湿器です。
「変な音がする」「水に何か浮いている」といった現象の多くは、実は正常な動作や水質による自然な現象です。
すぐに故障と判断せず、まず取扱説明書で確認してみてください。
製品を長持ちさせる鍵は、定期的なクエン酸洗浄と内ぶたパッキンの交換です。
特にパッキンの白色変色を放置すると、やけどの危険や故障につながるので、必ず1年ごとに確認してくださいね。
水道水だけを使い、使用後は残り湯を捨てる。
この基本を守れば、製品寿命の目安である5年以上は十分使えるはずです。
正しい知識で使えば、無駄な修理代を払わずに済み、長く快適に使えますよ。
製品情報はこちら:https://www.zojirushi-support.jp/
以上
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皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
