今回は象印の圧力IH炊飯ジャー「NW-WB10」「NW-WB18」について、皆さんが気になる「本当に壊れやすいの?」「どれくらい使えるの?」という疑問にお答えします。
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象印の圧力IH炊飯ジャー「NW-WB10」「NW-WB18」について、
皆さんが気になる「本当に壊れやすいの?」
「どれくらい使えるの?」という疑問にお答えします。
修理現場で見てきた経験から、本音でお話ししますね。
この炊飯器、故障しやすい?
電気部品の数から考える故障リスク
家電製品の故障しやすさは、搭載されている電気部品の数に比例します。
部品が多いほど、どこかが壊れる可能性は高くなるんです。
NW-WB10/18に搭載されている主な電気部品
- IH加熱コイル(底部・側面用)
- マイコン制御基板
- 温度センサー(複数箇所:ふたセンサー、サイドセンサー)
- 圧力センサー
- 圧力制御装置(電子制御部品)
- 冷却ファン
- 操作パネル(液晶表示・タッチセンサー)
- リチウム電池(時計・メモリ保持用)
推定部品数:約20~25点の電気部品
故障リスク評価:中~やや高
正直に言いますと、この製品は中~やや高めの故障リスクがあります。
なぜかというと:
リスクが高い理由
- 圧力炊飯という複雑な制御機構
- 高温・高圧の環境で動作
- センサー類が多い(精密制御のため)
- 冷却ファンという機械的可動部品がある
リスクを下げる要素
特に故障しやすい部分はココ
1. 内ぶたパッキン・外ぶたパッキン(消耗品)
故障確率:★★★★★(非常に高い)
これは故障というより消耗です。使用頻度にもよりますが、2~3年で硬化や劣化が始まります。
症状
- 蒸気がもれる
- 外ぶたが閉まりにくい
- 炊飯時に圧力がかからない
2. 圧力調整装置・安全弁
故障確率:★★★★☆(高い)
この部分の目詰まりや故障が実は多いんです。
原因
- ご飯粒や米粒の詰まり
- お手入れ不足
- デンプン質の固着
症状
- 「ピー」という異常音
- 蒸気がもれる
- エラー表示
3. 温度センサー(サイドセンサー・ふたセンサー)
故障確率:★★★☆☆(中程度)
センサーは精密部品なので、衝撃や汚れに弱いんです。
原因
- センサー部分の汚れ(ご飯粒、水分)
- 経年劣化
- 本体の落下
症状
- ご飯が焦げる、または生炊け
- 「E01」「E02」などのエラー表示
- 炊飯時間が異常に長い
4. 冷却ファン
故障確率:★★★☆☆(中程度)
機械的可動部品なので、使用時間に応じて劣化します。
症状
- 異常な音(ガラガラ、キーキー)
- ファンが回らない
- 本体が異常に熱くなる
5. 液晶表示部
故障確率:★★☆☆☆(やや低い)
症状
- 表示がくもる(本体内部に水が入った可能性)
- 表示が消える
- 表示が乱れる
6. IH加熱コイル・マイコン基板
故障確率:★★☆☆☆(やや低い)
これが壊れると致命的ですが、比較的故障率は低めです。
症状
- 全く動かない
- 加熱しない
- 異常な動作
手間がかかる部分
毎日の手間:★★☆☆☆(少ない)
必須のお手入れ
- なべを洗う(毎回)
- 内ぶたセットを洗う(毎回)
- ご飯をほぐす(炊飯後)
これだけです。実は手間は少ないんです。
週1回程度の手間:★★★☆☆(普通)
推奨のお手入れ
- 本体内側の拭き取り
- 外ぶた内側の拭き取り
- 蒸気口の掃除
- 圧力調整装置・安全弁の確認
月1回程度の手間:★★★★☆(やや多い)
しっかりお手入れ
- 吸気口・排気口の掃除(掃除機で)
- クリーニング機能の使用
- 細部の念入り掃除
圧力炊飯器ならではの手間
一般的な炊飯器と比べて:
- 圧力調整装置のお手入れが必須
- パッキン類のチェックが必要
- クリーニング機能の定期使用(においが気になる場合)
手間の評価:普通~やや多い
ただし、食洗機が使えるので、実際の手間はそれほどでもありません。
自分で修理できるか?
自分でできる修理・交換
◎ 簡単にできる(工具不要)
1. 内ぶたセットの交換
- 部品番号:BJ015014L-01(NW-WB10)、BJ013031L-00(NW-WB18)
- 取り外しは簡単。オレンジ色の止め具を押し上げるだけ
- 費用目安:3,000~5,000円程度
2. なべの交換
- 部品番号:B694-6B(NW-WB10)、B695-6B(NW-WB18)
- フッ素被膜が劣化したら交換
- 費用目安:5,000~8,000円程度
3. しゃもじ・計量カップの交換
- 部品番号:C285-GR(しゃもじ)、C286-GR(計量カップ)
- 費用目安:各500~1,000円程度
4. 詰まりの除去
- 圧力調整装置や安全弁に詰まったご飯粒などを竹ぐしで除去
- 費用:0円
自分ではできない修理
× 専門知識・工具が必要
1. パッキン類の交換
- 内ぶたパッキン・外ぶたパッキンは本体と一体構造
- 分解が必要なため、メーカー修理推奨
2. 電気系統の修理
- センサー類
- マイコン基板
- IHコイル
- 冷却ファン
これらは絶対に自分で分解しないでください。感電や火災の危険があります。
3. 圧力制御装置の修理
- 安全に関わる部分なので、必ずメーカー修理
4. 液晶表示部の修理
- 内部に水が入っている場合は特に危険
修理費用の目安
メーカー修理の場合
- センサー交換:8,000~15,000円程度
- 基板交換:15,000~25,000円程度
- 総合的な修理:20,000~35,000円程度
※修理費用は目安です。実際の費用は症状により変動します。
修理か買い替えか判断の目安
- 修理費用が新品価格の50%以上→買い替え検討
- 使用5年以上で高額修理→買い替え推奨
- 複数箇所の故障→買い替え推奨
故障を予防する方法
予防法1:炊飯前の確認を習慣化(重要度:★★★★★)
毎回チェック
- フック周囲のご飯粒除去
- 圧力調整装置の異物確認(指で軽く動かす)
- 安全弁の動作確認
- なべ外側の水分拭き取り
- サイドセンサーの汚れ確認
これだけで故障の50%以上は予防できます。
予防法2:正しい洗米方法(重要度:★★★★☆)
やってはいけない洗米
- なべの中で金属製ざるを使う
- 泡立て器で洗う
- なべを直接シンクに強く押しつける
正しい洗米
- ボウルで洗米してから、なべに移す
- または、なべで優しく手洗い
予防法3:保温時間を守る(重要度:★★★★☆)
限界時間
- 極め保温:40時間まで
- 高め保温:12時間まで
長時間保温は:
- 電気部品への負担増加
- センサーの劣化促進
- 故障リスク上昇
予防法4:設置場所の配慮(重要度:★★★☆☆)
避けるべき場所
- 直射日光が当たる場所
- 高温多湿の場所
- 壁や家具に密着(吸気口・排気口をふさぐ)
- 不安定な場所
推奨の場所
- 平らで安定した場所
- 風通しの良い場所
- 蒸気が他の電気製品にかからない場所
予防法5:定期的なクリーニング(重要度:★★★☆☆)
月1回程度
- クリーニング機能の使用(約60分)
- においの除去と蒸気経路の掃除
予防法6:長期間使わない場合(重要度:★★★☆☆)
保管方法
- 完全に乾燥させる
- 内ぶたセットははずして保管
- ほこりが入らないようカバーをかける
- 差込みプラグは抜く
予防法7:使い始めの注意(重要度:★★☆☆☆)
連続使用を避ける
- 炊飯後は50分以上冷ます
- クリーニング後も50分以上冷ます
冷まさずに連続使用すると、センサーやファンに負担がかかります。
寿命と替え時の判断
製品寿命の目安
一般的な寿命:5~6年
これは部品保有期間(製造打ち切り後6年間)を基準にした目安です。
使用頻度別の目安
- 毎日2回使用:4~5年
- 毎日1回使用:5~7年
- 週4~5回使用:6~8年
- 週2~3回使用:8~10年
ただし、圧力炊飯器は複雑な構造のため、一般的な炊飯器より少し短めに考えておくのが無難です。
こんな症状が出たら寿命のサイン
1. 複数の症状が同時に出る
例
- 蒸気がもれる+エラー表示
- 焦げる+異音
- 表示異常+動作不良
→システム全体の劣化を示唆
2. 修理してもすぐ別の箇所が壊れる
これは内部部品全体の寿命が近づいているサインです。
3. パッキンの劣化が激しい
チェック方法
- 硬化してひび割れ
- 弾力がなくなっている
- 変色が著しい
パッキンは外観から劣化が判断できます。
4. 炊き上がりの品質が安定しない
症状
- 同じ条件で炊いても、かたさがバラバラ
- 焦げたり、生炊けしたり
- 保温温度が安定しない
→センサーやマイコンの劣化
5. 異音・異臭が頻繁に発生
注意すべき音
- ファンのガラガラ音(ベアリング劣化)
- 圧力調整のピー音が頻繁
- 焦げ臭い
6. 液晶がくもる、または見えにくい
炊飯しても改善しない場合は、内部に水が入っている可能性があります。
7. 電気代が明らかに上がった
効率が落ちている証拠です。
寿命を延ばす3つの秘訣
秘訣1:とにかくお手入れ 特に圧力調整装置とパッキン周りの清潔を保つこと。これで寿命は1~2年延びます。
秘訣2:無理な使い方をしない
- 連続使用は避ける
- 規定量を守る
- 適切なメニュー選択
秘訣3:環境を整える
- 設置場所の最適化
- 定期的な本体底部の掃除
- 湿気対策
替え時の判断基準
○ まだ使える
- 使用3年未満で軽微な不具合
- 消耗品交換で改善する症状
- 修理費用が5,000円以下
△ 検討が必要
- 使用5年前後
- 修理費用が15,000円程度
- 不具合が月1回以上発生
× 買い替え推奨
- 使用6年以上
- 修理費用が20,000円以上
- 複数箇所の同時故障
- 修理後3ヶ月以内の再故障
買い替え時のチェックポイント
製品寿命が来る前に検討すべきこと
- 部品の入手可能性 :製造終了から6年経過すると部品が手に入らなくなります。
- 修理費用と新品価格の比較 :新品が4万円として、修理費が2万円以上なら買い替えも選択肢。
- 省エネ性能の進化 :5年前の製品と比べて、最新機種は年間電気代が1,000円以上安くなることも。
- 保証の有無 :新品なら1年保証。中古や修理品は保証がないか短期。
まとめ:賢く長く使うために
象印NW-WB10/18は、圧力炊飯という高度な機能を持つ分、
電気部品も多く、故障リスクは中~やや高めです。
でも、毎日の簡単なチェックとお手入れで、そのリスクは大幅に下げられます。
特に重要なのは:
- 炊飯前の圧力調整装置チェック
- センサー部分の清潔保持
- 適切な保温時間
- 定期的なクリーニング
これらを習慣化すれば、5~7年は快適に使えます。
修理か買い替えかの判断は、「使用年数×故障頻度×修理費用」の総合評価で。
5年以上使って高額修理なら、買い替えを検討してもいいタイミングです。
この炊飯器の本当の価値は、毎日の美味しいご飯。
その価値を最大限に引き出すために、正しい知識とお手入れで長く大切に使ってくださいね!
[rakuten:yutori:10034547:detail]
以上
快適な生活のために、家電に愛を!
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

