実は山善 KES-WL1456E、「壊れた!」って修理に出される方が結構いらっしゃるんですけど、よくよく話を聞いてみると「いや、それ普通の動きですよ」ってケースが本当に多いんです。
https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00005731
いつもありがとうございます!!
家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。
アクセスいただき、ありがとうございます。
※本ブログは、アフィリエイト、広告があります。ご注意ください。記事がよかったら、ぜひクリックをお願い致します。
今回は山善の2口IHクッキングヒーター「KES-WL1456E」について、
ちょっと真面目なお話をさせてください。
実はこのIH、「壊れた!」って修理に出される方が結構いらっしゃるんですけど、
よくよく話を聞いてみると
「いや、それ普通の動きですよ」ってケースが本当に多いんです。
アラームがうるさい!これって故障?
まず一番多い誤解が、これです。
「鍋を持ち上げたら、いきなりピーピー鳴り出した!壊れてる!」
お気持ち、すごくわかります。
料理してる最中に突然アラームが鳴ったら、びっくりしますよね。
でも、これ実は正常な動作なんです。
なぜこんな仕様になっているのか?
その理由を理解すると、このIHの賢さが見えてきます。
IHクッキングヒーターは、鍋底に電磁波を当てて熱を発生させる仕組みです。
つまり「鍋がなければ加熱できない」んですね。
ところが、鍋がない状態で電源が入りっぱなしだと、
IHのコイルに無駄な電力がかかり続けることになります。(E01エラー、E04エラー)
さらに問題なのが、
鍋がないのに加熱を続けると、センサーが誤作動を起こす可能性があること。
センサーは鍋底の温度を感知して火力をコントロールしているので、
鍋がなくなると「あれ?温度が下がった?もっと加熱しないと!」
と判断してしまうんです。
だから、鍋センサーが「鍋がなくなった」と判断した瞬間にアラームを鳴らして、
あなたに教えてくれているわけです。
これは故障じゃなくて、あなたの安全を守るための機能なんですよ。
では、このアラームとどう付き合えばいい?
正直、料理中に何度も鳴るのはストレスですよね。
でも、こう考えてみてください。
鍋を持ち上げる時は、「ちょっと火から離すよ」ってタイミングのはず。
炒め物を皿に移すとか、煮物の様子を見るとか。
そういう時は、先に火力を弱めるか、電源を切る習慣をつけると、
アラームに悩まされなくなります。
これ、ガスコンロで料理してた時も、火から鍋を離す時は火を弱めてましたよね?
それと同じ感覚です。
IHだからって、鍋を持ち上げても火力MAXのままでいい、なんてことはないんです。
むしろ、この「鍋なし検知アラーム」があることで、
万が一、空焚き状態になりかけている時も教えてくれるわけです。
命の恩人、とまでは言いませんが、結構ありがたい機能だと思いませんか?
片方しか1400Wで使えない?詐欺じゃない?
次によくある誤解がこれです。(E02,E03エラー)
「2口あるのに、両方とも1400Wで使えないじゃん!壊れてる?それとも詐欺?」
いえいえ、これも仕様通りの正常な動作です。
この製品の最大消費電力は1400Wです。
つまり、2口合わせて1400Wまでという制限があるんですね。
左右同時に700W×2で使うことはできますが、左右同時に1400Wずつは使えません。
「なんだよ、使いにくいな」と思われるかもしれませんが、
これには深い理由があります。
日本の一般的な家庭用コンセントは、1つの回路あたり1500Wまでが安全に使える上限です。
2口で合計2800Wなんて使ったら、確実にブレーカーが落ちます。
それだけならまだしも、最悪の場合、コンセントやコードが発熱して火災の原因になる可能性もあるんです。
つまり、
この「左右同時1400W不可」という仕様は、あなたの家を守るための安全設計なんですよ。
じゃあ、どうやって使えばいい?
答えは簡単。
メインの調理は片方で、もう片方は保温や弱火調理に使うんです。
例えば、左側で肉をガンガン焼いて、右側でスープを弱火でコトコト煮込む。
こういう使い方なら、全く問題ありません。
むしろ、ガスコンロより火力の調整がしやすいので、料理の幅が広がります。
2口で同時に強火が必要な料理って、実はそんなに多くないんですよね。
中華料理のチャーハンと炒め物を同時に作る、
みたいな特殊なケース以外は、この仕様で困ることはほとんどないはずです。
煮込みモードの「オンオフを繰り返す」って故障?
煮込みモードを使っていると、
「あれ?火が消えた?また付いた?故障かな?」と思われる方がいます。
これも正常な動作です。
煮込み料理って、ずっと強火でグツグツ煮続けると、煮崩れたり、水分が飛びすぎたりしますよね。
だから、弱火でじっくり、時々火を止めながら煮込むのが美味しく仕上げるコツなんです。
煮込みモードは、この「弱火でじっくり、時々休憩」を自動でやってくれる機能です。火が消えたり付いたりするのは、美味しい煮込み料理を作るための工夫なんですよ。
煮込みモードを活用すると、こんなメリットが
- 煮崩れしにくい:ずっと強火だと、食材がボロボロになりますが、煮込みモードなら形を保ったまま柔らかくなります
- 味が染み込みやすい:オンオフを繰り返すことで、冷める時に味が染み込むんです
- 電気代の節約:ずっと加熱し続けるより、間欠的に加熱する方が電気代が安くなります
ちなみに、1400Wで1時間使うと、電気代は約37.8円(27円/kWh換算)。煮込みモードだと、実際に加熱している時間は半分以下なので、1時間使っても20円以下に収まります。カレーやシチューを作る時、ガス代より断然お得ですよ。
脚が付いてる意味、ちゃんと理解してますか?
このKES-WL1456Eの最大の特徴は、脚付きであること。
「別に脚なんて、どうでもよくない?」と思ってませんか?
実はこれ、めちゃくちゃ重要なポイントなんです。
脚がないタイプのIHを使っている方の多くが、
「調理中にコンロが熱くなりすぎて、下のテーブルや台が変色した」
という経験をしています。
IHは鍋だけを加熱する仕組みですが、鍋底から伝わる熱で、IH本体も結構な温度になるんですね。
ところが、脚があると空気の層ができて、熱が下に伝わりにくくなるんです。
これ、物理の基本原理です。熱は空気があるところを通りにくい。
だから、脚付きのIHは、下の台を傷めにくいんですよ。
さらに、ガスコンロの五徳の高さに合わせて設計されているので、ガスからIHに切り替えた時も、調理の姿勢が変わらないんです。
地味ですけど、これって毎日料理する人にとっては、すごく大事なポイントだと思いませんか?
長持ちさせる秘訣は「センサーを信じる」こと
最後に、このIHを長く使うための一番大事なコツをお伝えします。
それは、センサーの判断を信じること。
- 鍋がないと判断してアラームが鳴ったら、素直に鍋を戻すか電源を切る
- 煮込みモードで火が消えても、「故障だ!」と思って無理に操作しない
- 高温注意表示が出たら、しっかり冷ましてから次の調理に移る
このIHには、鍋センサー、温度センサー、空焚き防止センサーなど、たくさんのセンサーが搭載されています。
これらのセンサーは、あなたの安全と、製品の長寿命化のために働いているんです。
センサーの警告を無視して使い続けると、本当に故障の原因になります。
でも、センサーの指示に従って使えば、このIHは5年、いやそれ以上、あなたの食卓を支えてくれるはずです。
まとめ:「これ故障?」と思ったら、まず取扱説明書を
今日お話しした内容、どれも「故障じゃなくて正常動作」でしたよね。
でも、多くの方が「壊れた!」と勘違いして、修理に出したり、買い替えたりしているんです。もったいないですよね。
このIHは、電気部品としてはシンプルな構造です。
電子基板、温度センサー、電磁コイル、それくらい。
モーターもマグネトロンもないので、故障しにくい部類に入ります。
だからこそ、「これって故障?」と思った時は、
まず取扱説明書を確認してみてください。
ほとんどの場合、「それは正常な動作です」と書いてあるはずです。
家電って、ちょっとした使い方のコツを知るだけで、驚くほど長持ちするんですよ。
[rakuten:cookware-carote:10000232:detail]
以上
快適な生活のために、家電に愛を!
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
![[山善] 2口 IHコンロ IHクッキングヒーター 1400W 一人暮らし 二人暮らし 脚付き IH調理器 工事不要 (幅56cmタイプ) タイマー機能 揚げ物対応 煮込みモード搭載 静音設計 ブラック YES-WL1456(B) [山善] 2口 IHコンロ IHクッキングヒーター 1400W 一人暮らし 二人暮らし 脚付き IH調理器 工事不要 (幅56cmタイプ) タイマー機能 揚げ物対応 煮込みモード搭載 静音設計 ブラック YES-WL1456(B)](https://m.media-amazon.com/images/I/41lHZZLa-jL._SL500_.jpg)