今回は象印のスチーム式加湿器EE-RU35/50型について、「実際のところ、故障しやすいの?手間はかかるの?」という疑問にお答えします。
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象印のスチーム式加湿器EE-RU35/50型について、検討したので、お伝えします。
電気部品から見た故障リスク分析
まず、故障の可能性を電気部品の数から分析してみましょう。
この加湿器に搭載されている主な電気部品:
- マイコン制御基板(1個)
- ヒーター(1個)
- 転倒センサー(1個)
- 湿度センサー(1個)
- 温度センサー(1個)
- 操作パネルのLED類(約10個)
- ブザー(1個)
合計:約16個の電気部品
この数は加湿器の中では「中程度」です。超音波式(約8個)よりは多いですが、気化式(約20個以上)よりは少ないんです。
故障しやすい部品ランキング
私の修理経験から、故障が起こりやすい順番をお伝えします:
1位:内ぶたパッキン(消耗品)
寿命:約1年
これは故障というより消耗品です。白く変色したら交換サイン。放置すると:
- 蒸気漏れで効率低下
- 転倒時の湯漏れでやけど危険
- 本体内部への浸水で基板故障
交換費用:約500円程度
2位:ヒーター
寿命:5-8年(使用頻度による)
水を沸騰させる心臓部分。故障サインは:
- 電源は入るが全く加熱しない
- 加熱に異常に時間がかかる
- 運転中に電源が落ちる
修理費用:8,000円〜12,000円程度 ※新品購入を検討するレベル
3位:マイコン制御基板
寿命:7-10年
湿度制御や安全機能を管理する頭脳部分。故障すると:
- キー操作を受け付けない
- ランプの表示がおかしい
- 安全機能が作動しない
修理費用:10,000円〜15,000円程度
4位:センサー類(湿度・温度・転倒)
寿命:5-7年
故障すると自動運転がうまく機能しません。ただし、手動運転なら使用可能な場合が多いです。
実際の手間はどの程度?
日常的な手間(使用後毎回)
所要時間:約3分
- 電源を切る
- プラグを抜く
- 残り湯を捨てる
これだけです。他の加湿器と比べて特別面倒ではありません。
電源コードも怪しければ、交換してみてください。
週1回程度の手入れ
所要時間:約5分
- 本体外側を拭く
- 上ぶた内部を水洗い
- 蒸気カバーを水洗い
月1-2回のクエン酸洗浄
所要時間:約10分(実働)+ 1時間30分(自動運転)
これが最も重要なメンテナンスです。
手順:
- クエン酸を溶かして入れる(2分)
- 水を満水線まで入れる(1分)
- 設定して自動運転開始(1分)
- 1時間30分後、湯を捨ててすすぐ(5分)
コスト: 1回約100円(ピカポット使用時)
年1回の部品チェック
所要時間:約3分
内ぶたパッキンの変色チェックのみ。白くなっていたら交換。
他の加湿方式との手間比較
超音波式加湿器
- メリット: 電気代が安い、静か
- デメリット: 毎日の水交換必須、週2回のタンク洗浄、カビ・細菌の繁殖リスク高
- 総合手間度: ★★★★☆(象印より手間多)
気化式加湿器
- メリット: 電気代が安い、やけどリスクなし
- デメリット: フィルター月1交換、ファン掃除、カビ臭発生しやすい
- 総合手間度: ★★★★★(最も手間多)
ハイブリッド式加湿器
- メリット: 効率良い加湿
- デメリット: 複雑な構造、複数フィルター交換、高額な部品代
- 総合手間度: ★★★★★(手間多+コスト高)
象印スチーム式
- 総合手間度: ★★☆☆☆(実は手間少ない)
長期使用での真実
5年使用した場合の総コスト試算:
- 本体価格:15,000円程度
- 電気代:年約8,000円 × 5年 = 40,000円
- クエン酸代:年1,200円 × 5年 = 6,000円
- 内ぶたパッキン交換:500円 × 5回 = 2,500円
5年総額:約63,500円
他方式と比較すると:
- 超音波式:本体安いが、除菌剤・フィルター代で結局同程度
- 気化式:フィルター代年3,000円で、5年で15,000円プラス
買い替えを検討すべきタイミング
即交換が必要なサイン
- 本体から水漏れ
- コードや差込みプラグが異常に熱くなる
- 焦げくさいにおい
- 運転中に電源が頻繁に落ちる
修理か買い替えか迷うサイン
- ヒーター故障(修理費8,000円以上)
- 基板故障(修理費10,000円以上)
判断基準: 修理費が新品価格の50%を超えたら買い替えがお得です。
部品保有期間を考慮した交換時期
象印は製造終了から6年間部品を保有しているため、購入から6年が買い替え検討の目安になります。
故障を予防する5つの鉄則
1. 水道水以外は絶対に入れない
これだけで8割の故障を防げます。
2. クエン酸洗浄を必ず月1-2回実行
これを怠ると3年で寿命が半分になります。
3. 使用後は必ず残り湯を捨てる
長時間湯を放置すると雑菌繁殖と腐食の原因に。
4. 本体を傾けない・転倒させない
転倒時自動オフ機能がありますが、センサーに負荷をかけると故障リスクが上がります。
5. 長期保管前は完全乾燥
夏場の保管前に水分を完全に除去することで、内部腐食を防げます。
メーカー保証と延長保証の賢い使い方
メーカー保証:1年間
購入後1年以内の自然故障は無償修理です。ただし、内ぶたパッキンは消耗品扱いで有償になります。
延長保証の価値: 家電量販店の延長保証(通常3-5年)は、加湿器の場合コストパフォーマンスが微妙です。理由は:
- 保証料:本体価格の10-15%
- 自然故障は元々少ない
- 消耗品は対象外
まとめ:実際のところ、どうなの?
結論:象印スチーム式は「手間は少なく、故障リスクも中程度」
メリット:
- 構造がシンプルで故障しにくい
- 日常の手入れが楽
- 雑菌繁殖リスクが低い
- 部品交換が簡単
デメリット:
- 電気代がやや高い
- 本体が熱くなる
- クエン酸洗浄は必須
こんな人におすすめ:
- 手入れの手間を最小限にしたい
- 清潔な加湿にこだわりたい
- 長期間安心して使いたい
避けた方が良い人:
- 電気代を最重視する
- メンテナンスを一切したくない
- 設置場所が限られている(熱対策必要)
正直にお話しすると、どんな家電も「メンテナンスフリー」はあり得ません。でも象印のスチーム式は、その中でも比較的楽な部類に入ります。
月1回のクエン酸洗浄さえ習慣化できれば、5年以上は快適に使えるはずです。購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです!
以上
快適な生活のために、家電に愛を!
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

